銀行を使ってお金を出し入れする場合の手数料に関して、以前から、「複雑だなぁ~」と思っていました。
今回、個人として使用する3つのサービスに関して、メガバンク3行と、ネットバンク2行を比べてみました。興味のある方には参考となる記事です。
結論から言うと、圧倒的にネットバンクが『お得』です!
メガバンクの振込手数料は、約19パターン以上!
メガバンクの振り込み手数料の料金体系は、かなり複雑です。
以下にメガバンク3行の手数料の振れ幅を「~」で示してまとめてみました。
①口座のあるお店の窓口で、3万円未満の振り込み手数料は「220円~440円」
②口座のあるお店の窓口で、3万円以上の振り込み手数料は「440円~660円」
③同銀行の他支店の窓口で、3万円未満の振り込み手数料は「330円~440円」
④同銀行の他支店の窓口で、3万円以上の振り込み手数料は「550円~660円」
⑤口座のあるお店のATMで、3万円未満の振り込み手数料は「220円」
⑥口座のあるお店のATMで、3万円以上の振り込み手数料は「440円」
⑦同銀行の他支店のATMで、3万円未満の振り込み手数料は「220円」
⑧同銀行の他支店のATMで、3万円以上の振り込み手数料は「440円」
⑨口座のあるお店のATMで、キャッシュカードを使った振り込み手数料は「無料~220円」
⑩同銀行の他支店のATMで、キャッシュカードを使った振り込み手数料は「110円~220円」
⑪同銀行のインターネットを使用した振込手数料は「無料~220円」
⑫他行の窓口で、3万円未満の振り込み手数料は「660円~770円」
⑬他行の窓口で、3万円以上の振り込み手数料は「880円~990円」
⑭他行のATMで、3万円未満の振り込み手数料は「440円」
⑮他行のATMで、3万円以上の振り込み手数料は「660円」
⑯他行のATMで、キャッシュカードを使った3万円未満の振り込み手数料は「220円」
⑰他行のATMで、キャッシュカードを使った3万円以上の振り込み手数料は「440円」
⑱他行へのインターネットを使用した振込手数料で、3万円未満は「220円」
⑲他行へのインターネットを使用した振込手数料で、3万円以上は「330円~440円」
以上は個人の取引に関する振込手数料で、一口に振込手数料と言っても、「無料」から「990円」まで振れ幅があります。加えて、電話(テレフォンバンキング)の場合とか、電信とか、その他手数料とかもあり、かなり複雑です。
更に、法人の場合も同様なパターンがあり、その他、取引条件による特別ケースもありますので、殆どの人にとって記憶するのは不可能と思われます。
ネットバンクの振り込み手数料は、3パターン!
ネットバンクの振り込み手数料の料金体系は、窓口が無いこともあり、シンプルです。
以下にネットバンク2行の手数料の振れ幅を「~」で示してまとめてみました。
①同銀行のインターネットを使用した振込手数料は「無料」
②他行へのインターネットを使用した振込手数料で、3万円未満は「無料~168円」
③他行へのインターネットを使用した振込手数料で、3万円以上は「無料~262円」
ネットバンクのユーザーランク制度により差異はありますが、1か月に3回~15回まで振込手数料が「無料」となるサービスがあり、その回数を超えた場合に「有料」となります。
一般の生活範囲で考えると、1か月に15回以上も振込するケースは少ないと思いますので、殆どの一般ユーザーが振込手数料に関して「無料」になると思われます。
メガバンクのATM手数料は、6パターン!
①同銀行のATMを営業時間内で使った場合の手数料は、「無料」
②同銀行のATMを営業時間外で使った場合の手数料は、「110円」
③同銀行のATMを土日祝日で使った場合の手数料は、「110円~220円」
④コンビニのATMを営業時間内で使った場合の手数料は、「110円~220円」
⑤コンビニのATMを営業時間外で使った場合の手数料は、「220円~330円」
⑥コンビニのATMを土日祝日で使った場合の手数料は、「220円~330円」

ネットバンクのATM手数料は、2パターン!
①ATMを使用した引き出しの手数料は、「無料~220円」
②ATMを使用した預入の手数料は、「無料~220円」
ネットバンクのユーザーランク制度により差異はありますが、1か月に現金引き出し2回~15回まではATM手数料が「無料」となるサービスがあり、その回数を超えた場合に「有料」となります。
預入に関しては、3万円未満の預け入れが220円のネットバンクがありますが、もう一つのネットバンクは預け入れは、金額に関わらずATM手数料が「無料」となります。
外国為替手数料 ドル⇔円の場合と、ポンド⇔円の場合
海外の株式や債券、投資信託を購入する場合、外貨預金をする場合などに為替手数料が発生しますが、これも銀行と通貨により千差万別です。
①メガバンクの窓口のドル⇔円の手数料は、1ドルにつき「1円~2円」
②メガバンクのネットでのドル⇔円の手数料は、1ドルにつき「25銭~50銭」
③ネットバンクのドル⇔円の手数料は、1ドルにつき「4銭~25銭」
①メガバンクの窓口のポンド⇔円の手数料は、1ポンドにつき「4円~7円」
②メガバンクのネットでのポンド⇔円の手数料は、1ポンドにつき「50銭~2円」
③ネットバンクのポンド⇔円の手数料は、1ポンドにつき「45銭」
今回は、銀行の主な3つの手数料に関して傾向を調べてみましたが、結論としては冒頭に述べました様に『ネットバンク』が圧倒的にシンプルで、お得です。
セキュリティに関しても、「ネットバンク」ゆえに確りと対策が取られていて、むしろメガバンクや地銀の方に「脇の甘さ」が目立つ様に思います。
銀行との付き合い方(口座の活用の仕方)については、エヌ氏が別記事で具体的な提案をしていますし、お勧めのネットバンクについてもエヌ氏から提案があります。一読いただければ幸いです。
本記事は、2020年9月10日現在の情報で作成されています。実際の手数料額等につきましては、再確認を頂くようお勧めします。
メガバンクとは、みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行、SMBC銀行を想定しました。ネットバンクとは、楽天銀行、住信SBIネット銀行を想定しました。
今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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