やってみた! 生の音質を愉しむ 心穏やかな暮らし 豊かなシニアライフ

穏やかな暮らし
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好きな音楽を、極上の音質で味わいたい

今から約半世紀前大学生の頃エヌ氏は百貨店でオーディオ製品を販売するアルバイトを、ほぼ4年間していたそうです。

その頃はレコード盤が主流で、レコードプレイヤーFMAMラジオチューナーテープレコーダーアンプスピーカー同じメーカーでコンポを組んで良し、プレイヤーはA社アンプはB社スピーカーはC社という具合に好きなメーカーで、自分好みのコンポを組んでも良しで、プレイヤーのレコード針は勿論、配線ケーブルの品質にも随分と拘って愉しんでいるオーディオファンが大勢いました。

テープレコーダーは、オープンリールからカセットテープへと代わっていきましたが、大きく時代を分けたのはCDを代表とする磁気ディスクの出現でした。

CDの出現により、レコードそのものが市場から退場していき、レコードプレイヤーテープレコーダーも時期は相前後しますが、市場から消えていきました。

エヌ氏は、この頃には会社員として働き始めており、オーディオとの関わりは薄れていましたが、アンプスピーカーは出来れば「良いもの」を購入し、良い音で好きな音楽を愉しみたいという希望はもっていました。

しかし、それなりのアンプスピーカーは若手サラリーマンにとっては高額で、クルマをはじめとした購入したいモノの順位の中では最上位には位置せず余裕が出来たらという感じで後回しになっていました。しかも、それなりのスピーカー大きくて重量があり、音響の観点から置き場所が重要ということもあり、「余裕が出来る」タイミングはなかなか巡ってきませんでした。

何も足さない、何も引かない「目玉のオヤジ」との出会い

エヌ氏のゴルフ仲間に、クルマの電子機器を製造・販売している会社のMさんがいました。

Mさんの会社は、ナビやカーオーディオを主力商品として全世界で販売していましたが、一般ユーザー向けに独自理論オーディオ製品も開発・製造・販売していました。

そのMさんから薦められたのが、「目玉のオヤジ」と呼んでいるスピーカーでした。


この製品の設計思想のユニークさに関して、興味のある方はカタログ等でチェックして頂けると良いと思いますが、WiFiネットワークに繋げられ、スマホの音楽をスピーカーから直接聴けるという機能もある優れモノです。

音に関して言えば、それなりのスピーカーが得意とする、低音の大迫力とか、高音の透明感ある伸びとか、温かみのある中低音とかいう、スピーカー毎の特徴あるセールストークとは一線を画しています。

このスピーカーの売りは、大原麗子で有名だったウイスキーのCMで使われたコピー『何も足さない、何も引かない』がピッタリの『何も足さない音、何も引かない音』と言えます。

以下は「目玉のオヤジ」ユーザーのコメント抜粋です。

「気になる音質は、思わず膝を叩くほどの自然なサウンドでした。まさに何も足さない、何も引かない、恐ろしくピュアな空間が眼前の展開されたのです。
とても、これが従来からあるアクティブスピーカーと同類とは思えない、Hi-Fiサウンドがそこにあったのです。
確かに、大音量での大型スピーカーの迫力とは比べるべくもありませんが、低域が不足しているとか、高域が伸びないとかの不満は全く感じませんでした。

とにかくバランスが良いのです。
誇張感や独自の音色、クセが全くないのです。本来、ソフトに入っているであろうと思われるサウンドが、自然に、実に自然に耳に入ってくるのです。
これはある意味、録音の善し悪しをさらけ出してしまうということなのですが、ハイレゾを含む高音質ソフトを再生すれば、そのソフトの持つポテンシャルを、すべて再現できると。
少々大げさかも知れませんが。。。」

エヌ氏は、このコメントに100%同意していました。

『チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調《悲愴》作品74』との出会い

エヌ氏の大学時代の友人にがいました(ゴルフ仲間のMさんとは別人)。

大人びたインテリ青年という風体のは、クラスの中で少し異彩を放つポジションにいましたが、帰る方向が同じという事もあり、エヌ氏は親しくしていました。

ある日、の自宅に遊びにいった際に、レコード盤を大事そうにプレイヤーの上に載せ、壊れ物を扱うように慎重にレコード針を落とし、チャイコフスキー『悲愴』を、エヌ氏に聴かせました。

演奏が終わると、は「良い曲だろう? 特に、最後の部分、ボムという消えていくような部分最高に沁みる。。。」と、少し涙ぐんだ様子で言いました。

エヌ氏は中学時代に、ちょっとした経緯があって吹奏楽部に所属していたことから、クラシック音楽に全く無縁という訳ではありませんでしたが、クラシックを好んで聴くという趣味は無く、涙ぐんだの様子に驚いたと共に、エヌ氏が最後の部分をもう一度聴かせてほしいと言った際のの回答が強烈で、特に印象深く記憶に残っているそうです。

「イヤだ。。。レコード盤が減ってしまうから。。。」と、言ったそうです。

当時のオーディオファンレコード盤音に対する思いが如何にチャイコフスキー『悲愴』愛しているかが、曲調と響きあってエヌ氏の心層に深く刻まれました。

生の音質、極上の音質で聴く『悲愴』

以前に紹介した記事『テレビを中心とした映像環境を整える』音響部分として「目玉のオヤジ」を追加し、エヌ氏『悲愴』CDハイレゾ再生で聴いてみました。

素晴らしい曲、素晴らしい演奏、素晴らしい音でした。

東ヨーロッパの、西ヨーロッパとは陽光が少し違う春から、短い夏に向かい、秋の草原を黄金色に照らしながら夕日が沈んでい行く様子心象風景として浮かんできます。

昔、友人が涙ぐんだ、第一楽章から第四楽章までの全て幻の様に消えていく「ボム」も、良く分かります。

好きなものに囲まれた穏やかな暮らしが、また一つ、拡がりました。

今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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