✖✖年3月13日 公的保障を確認し、「幽霊(保険)」に立ち向かう自信を得る
外資系保険会社で入っていた収入保険(エヌ氏が病気や怪我で働けなくなった場合、生活費として予め設定した金額を65歳まで細君に支払ってくれる)を、エヌ氏が解約したことは既に述べました。
エヌ氏が解約をした理由は、
①エヌ氏が死亡した場合の、生命保険からの支払い額
②生活防衛資金としての貯金額
の存在がありました。
問題は、死亡せずにエヌ氏が働けなくなった場合の生活ですが、その場合の補償について、調査済みの内容をまとめてくれました。
有休消化で最大2か月
エヌ氏の会社では、1年で有給休暇として20日分が支給されます。
通算で2年分まで保有できるので、最長40日まで有給休暇が使え、その間は給与を満額支給してもらえます。
傷病手当で最大1年6か月
会社から給与が支給される期間が終了した後は、社会保険から1年6か月に渡り、給与の2/3の額を支給してもらえます。
障害基礎年金(国民年金)+障害厚生年金(厚生年金)
会社員のエヌ氏は、有休と傷病手当の期間が終わった後でも、年間78万円+120万円を社会保険から支給してもらえます。
上記はエヌ氏が調べた内容(重要な内容ですので、是非、各自で再確認下さい)ですが、公的保険が手厚い日本では、いろいろなセーフティネットがあるという事をエヌ氏は理解しました。
約1年8か月は、ほぼほぼ生活に十分な額が、それ以降も充分ではないかもしれませんが、65歳まで必要な「安心」は公的に保障されていると納得し、エヌ氏は収入保険を解約したそうです。

✖✖年3月14日 積立NISAの申し込みと、LPガスの設定終了
✖✖年2月初の段階では、エヌ氏のマネーリテラシーは「0」で、「NISA(ニーサ)って何さ?」というレベルでしたが、ネットを通じていろいろ調べ、勉強した結果、3月初の時点では、「NISAの開設申し込みをしてみようか?」というレベルまで進歩していました。
とは言え、エヌ氏のマネーリテラシーは未だ初級で、「NISA(ニーサ)?、積立NISA(ニーサ)?、iDeCo(イデコ)?、何がどう違うの?」という混乱を脱したばかりでしたので、投資初心者向けと言わる「積立NISA(ニーサ)」に的を絞ってやってみることにしたそうです。
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積立NISAの口座開設手順
①楽天証券の積立NISA口座開設をクリック
②本人確認書類をWEB(スマホ)からアップロード
③-1 受付完了メールとお知らせメールを受け取り、取引開始可
③-2 楽天証券の社内審査と税務署審査
④正式な積立NISA口座開設OKを受け取り、積立NISA口座で取引開始
3月14日は、上記プロセスの①~③-1までを完了し、税務署の審査を待って、商品(投資信託)の購入に進むことにしました。3月26日に金融庁(税務署)からOKとなったそうです。
また、この日は2月28日に申し込んだ「LPガス会社の変更」に関して、最終ステップの工事・点検が行われ、全ての工程が終了しました。
翌日、ガス漏れ報知器が鳴り慌てましたが、直ぐに新会社の人が来てくれ、再調整してもらったのはご愛嬌でした。
細君からは「(LP会社を替えるという)余計な事をするから・・・」という目で見られましたが、ガス漏れ報知器が正常に稼働している事が確認できて、エヌ氏は変な意味で安心をしたそうです。
【ガス屋の窓口】

✖✖年3月15日 ガン保険、医療保険の見直し
エヌ氏のガン保険と医療保険の見直しは、この日から4月中旬まで約1か月掛かかります。
「公的保険と相応の貯金があれば民間の医療保険は不要」という意見もありますが、いきなり其処まで踏み切れない躊躇いがエヌ氏にあり、下のステップで見直しが行われました。
①現在のがん保険(医療保険を含む)の内容を理解する
②問題がある場合、現在の保険の中で変更できないか?
③現在の保険の変更・見直しが上手くいかない場合、代替案はあるのか?
④納得できる代替え案が無い場合は、どうするか?
①の現在のガン保険(医療保険を含む)の内容に関して、保険会社(の代理人)に確認するのが一番良いと思われますが、内容を理解せずに質問しても今までと同じで、『聞いた時は理解した様な気がしても、数日経つと分からなくなる』可能性が大きいと思い、先ずは「分からない事が何か?」を理解することにしました。
ゼロから何の保険が良いかを理解・選択するのは大変ですが、現在の保険の内容を理解するのは何とかなるのでは?と思った訳です。
この日、エヌ氏が保険証書を読み込みながら纏めた内容が以下になりますが、この内容を見せるのをエヌ氏は最初、渋りました。
この分析を見るたびに、今まで如何に保険会社にとってエヌ氏が『カモねぎ』であったかを思って苦い気持ちになるとの事でした(もちろん、全ての責任は契約したエヌ氏にあります)。

ベージュ色の部分が保険証書を読んでも不明な部分で、保険会社に確認が必要でした。
ざっと見た範囲で、エヌ氏があらためて感じた違和感は以下の通りです。
①ガンや上皮新生物が主契約で、医療保険が特約になっているが?
②内容的に、重複している補償がありそうだが?
③特約MAXの部分(医療保険)が10年で契約更改で更改毎に保険料が上がっている。年金生活に入ると毎月の掛け金が厳しいのでは?
④(入院期間は短くなる傾向と聞いたが)120日の入院補償は、どうなのか?
最終的にエヌ氏がどう対応したかという結論は、『節約から投資へ 年金だけで暮す?』で確認できますが、エヌ氏が苦い気持ちになるのも理解できます。
ビジネスマンとして、エヌ氏の大反省点は以下の3点に集約されます。
①内容を確り理解しないまま、ビジネス(保険)を開始した。
②ビジネス(保険)の環境変化(市場や商品の動向)に注意を払わなかった。
③ビジネス(保険)に疑問を感じながら、長年に渡り問題を放置し、先送りした。
ビジネスであれば確りと対応し、この様な問題を発生させない、発生しても全力で早期解決を図ることを信条としてきたエヌ氏が、プライベートのことでは如何に無防備・無知であったかという事です。
思い返せば、契約時や更改時に保険内容について質問した際に、「保険として十分な内容で、何の心配も無く、安心して暮していけます」と微笑して太鼓判を捺してくれた保険外交員の瞳に、僅かな影が差したのを「?」と思いながら放置してきた自分が悪いと、エヌ氏は肩を落としています。
保険は、社会人になって直ぐ、社会人としてヒナ鳥の時期に、身近な人から勧められて入った会社員が多いのではないかと思います。
一般論として、普通の人が買う商品が、普通の人にとって理解できない筈がなく、理解し難いとしたら、理解できないように胡麻化していると考えてみるのも、『大人の智慧』と言えます。
エヌ氏の大反省を、『他山の石』として、何事も最適な形態に見直して頂くキッカケになれば幸いとの事でした。
今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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