生活・家計の改善ストーリー エヌ氏の場合 ✖✖年9月24日~10月6日

節約
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エヌ氏は、3月上旬には自宅のプロパンガスについて料金を比較して、新しいプロパンガス会社に変更していました。

続いて、電気料金に関しても料金比較をして、現状の大手電力会社C社のままで継続するか、電力自由化により新規参入した「楽天でんき」を始めとする他社に乗り換えるか検討していました。

比較検討した結果、4月12日の段階では現状のC社の方が安いという結果になったので、そのままC社で継続する結論になった訳ですが、心の何処かに何か引っ掛かるものがありました。そこで一旦は現状維持とし、少し落ち着いたら再検討してみる事にしました。

⇒✖✖年4月12日 電力会社の変更と、スマホの格安SIMを検討する

今回の再検討の結論から言うと、『楽天でんき』の方が大手C社よりも安いので、エヌ氏は新規電力販売会社の中から『楽天でんき』に乗り換えました。

何故、エヌ氏最初の検討で試算を間違えたのかと、一般のご家庭で電気料金を比較する場合のポイントを、エヌ氏に解説して貰いました。

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✖✖年9月24日 電気料金の再シュミレーションをしてみる

まず、前提として電気料金のシュミレーションについて、固定費の削減が目的ですので、一時的にお得になるキャンペーン価格や、付加価値としての特別サービス入れずに検討します。

これがエヌ氏宅に毎月送られてくる大手電力C社9月度の請求書ですが、赤マルで囲まれた部分からエヌ氏宅では50A(アンペア)の契約をしていることが分かります。

A(アンペア)電流の数値で、日本は100V(ボルト)ですので、エヌ氏宅で同時に使える電気量は、50A100V5000W(ワット)となり、これ以上の電気を一度に使うとブレーカーが落ちて、屋内の電気配線を守る仕組みです。

エヌ氏宅では、9月度として、392kWh(キロワットアワー)を使い、その代金が10,611円ということになります。

問題は青ラインで囲まれた(ご請求内訳)で、エヌ氏がこの見方を勘違いしたため、最初は大手電力会社C社の方が安いと判断した訳です。

C社の料金体系は、『基本料金』があり、その上に電力量料金として『3段階の料金設定』があります。その合計から『燃料調整額』が引かれ、更に『おとく割』も引いてくれ、最後に『再エネ発電促進賦課金』が足され、請求金額となります。

エヌ氏宅の9月度の計算

①基本料金 1,430.00銭
②1段料金 2,044.80銭
③2段料金 3,871.80銭
④3段料金 2,250.32銭
⑤(燃料費調整額)ー1,579.76銭
⑥おとく割  ー153.00銭
⑦再エネ賦課金 1,168.00銭
ご請求額=10,611円

1段料金をネットで調べたら0~120kWhまで、2段料金は121~300kWh3段料金は301kWh~でした。

この3段階C社料金他社と比較したり、平均を他社と比較した結果、C社の方が安いとなった訳ですが、これはエヌ氏誤解でした。

ポイントは⑤の費用で、この請求書の書き方からは分かりませんが、⑤の値引きされた金額②~④の金額なのです!

分かりやすく言うと「燃料費調整額」「再エネ発電促進賦課金」は、どの電力会社でも同じ金額で、各会社の電力請求額に対して同額の「燃料費調整額」が引かれ、同額の「再エネ発電促進賦課金」が足されるので、比較に入れなくて良いという事です。

C社の請求書の場合、「燃料費調整額」引かれた金額が提示されている(②、③、④)ので、誤解している人も多いと思います(ちなみに、C社のホームページには「燃料費調整額」を引いていない1~3段料金の情報と、計算方法も(分かり難い場所に)掲示されていますので、興味のある方は覗いてみてください)。

C社「燃料費調整額」を引いていない1段料金は、@21.07円2段料金は、@25.54円3段料金は@28.49円でした。

新規電力販売会社の料金体系は、C電力と同じように基本料金+3段階料金と、『楽天でんき』のように基本料金無しで、一律料金2種類に大別されます。

料金比較(3社比較で、赤字は最高値青字は最安値という意味です)

大手電力C社   基本料金1,430円 1段@21.07円 2段@25.54円 3段@28.49円

大手ガス系T社   基本料金1,375円 1段@20.40円 2段@23.87円 3段@25.24円

大手ガソリン系E社 基本料金1,430円 1段@20.85円 2段@24.77円 3段@24.69円

0~120kWh=1段料金 121~300kWh=2段料金 301kWh~=3段料金

上記比較から、大手ガス系T社が一番安いということが一目瞭然です。

次に基本料金無しで、一律料金の会社との比較ですが、これは単価比較ですので簡単です。

『楽天でんき』は最安ではありませんが、電気料金の支払に比例して楽天ポイントが付くという事と、たくさん貯められるが使い道に困る場合のある『期間限定 楽天ポイント』を電気料金の支払いに使えるという2点から『楽天でんき』を選択しました。

その次に、エヌ氏宅1年分の各月の料金を、大手ガス系T社『楽天でんき』比較シュミレーションした結果大手ガス系T社より『楽天でんき』が安いという結論になり、『楽天でんき』を選択したという訳です。

✖✖年10月6日 楽天でんき開始

9月24日のシュミレーションの結果、エヌ氏ネット電力会社の変更を申し込みました。

そこから10月6日までの間、特にエヌ氏は何もすることなく、10月6日C社から『楽天でんき』に切り替わり、12月最初の請求を受け取りました。

エヌ氏の細君の様な電気に詳しくない人は、電力会社が変ると電気の品質や供給に差があるのでは?と心配されると思いますが、要は電気使用量を請求する会社が変っただけですので、電気そのものに何の変化もありません

相変わらず、電気C社系の電力会社が作って供給し、電気の配送もC社系の配電会社が担当しており、販売のところだけ、いろいろ会社が出来たという訳です。

もうすぐ、水道民間企業が参入できるようになります。

今は使えない水道料金へのクレジットカード払いも、実現できるのではと期待しているエヌ氏でした。

今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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