『中部銀次郎』氏に学ぶ 特別な練習をしないでハンディキャップを減らす方法 シニアのゴルフライフ

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ある程度、練習を重ねてきて、いわゆるアベレージゴルファーと言われるスコア(90台)でプレイできるようになっていたとしたら、そこから80台の前半のスコアでプレイできるようになるには、どれ位の練習が必要でしょうか?

シニアゴルファーにとって、練習時間を現役時代より確保するのは物理的には容易でも、若いころの様な練習量は肉体的に無理であり、加えて、少しでも上達したいという燃えるような情熱が沸き上がり難いという問題もあります。

結局は普段の練習もそこそこに、気の合う仲間ハンディキャップ相応のプレイが出来れば、「今日も健康で満足。。。」という感じのシニアゴルファーが多いのではないでしょうか?

今回は、そんな停滞気味のシニアゴルファーに試してほしい、「練習しないでハンディキャップを減らす方法」を、アマチュアゴルファーが憧れる救聖『中部銀次郎』氏の著作から、エヌ氏「腹落ち」した2点として語ります。



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球聖 『中部銀次郎』氏のこと

アイキャッチの写真は、東京の新橋にある『独楽(こま)』という小料理屋の写真ですが、ここはアマチュアゴルファーが憧れる『中部銀次郎』氏が生前に通ったとされるお店です。

エヌ氏は、東京出張の合間に、新橋駅周辺を探索し、1時間以上も歩き回って『独楽』を探し当てました。

暖簾をくぐり、生前の『中部銀次郎』氏が座ったカウンター席に座り、『銀次郎』氏が愛した雰囲気を食事をしながら堪能するつもりでしたが、あいにく当日は予約により満席で、「夢」は叶わなかったものの、せめて「思い出」にと撮影した一枚だそうです。

後日、確認してみると『銀次郎』氏の命日2001年12月14日エヌ氏『独楽』を尋ねた日が「12月14日」で、『銀次郎』氏を偲んで仲間が集まった日に偶々重なったのが、「予約で満席」の理由だったようです。

『中部銀次郎』氏とは、どんなアマチュアゴルファーであったのかは、以下の文章が簡潔に表わしています。

中部銀次郎日本アマチュアゴルフ選手権25回出場した。初出場は1960年18歳のときだった。36ホールのクウオリファイ・ラウンドは149(1オーバー)のメダリストで通過したが、マッチプレイの決勝トーナメントでは準決勝で敗退した。初優勝はそれから2年後の20歳のときだった。生涯成績優勝6回2位3回3位1回4位2回5位1回を含め、25回出場のうち17回ベスト10入りを果たし、1987年の大会を最後に引退した。45歳だった。

⇒杉山通敬 著 「中部銀次郎 ゴルフの流儀」 あとがきから抜粋 

刊行されている『中部銀次郎』氏の著作2冊を読んでも「技術論」はほとんど出てきません。

技術論と言えるかどうか分かりませんが、ドロー(カーブ)フェード(シュート)高い球低い球打ち分ける方法として、ゴルフボールの何処を見て打つか?という件が載っているくらいです。

その他は、グリップ(握り方)アドレス(構え方)の姿勢構える方向の重要性が繰り返し語られているのが印象的で、そんな中で、『中部銀次郎』氏は「(特別な練習をしなくても)考え方を変えるだけで、ハンディの4つや5つは直ぐに改善できる」と言います。

パーを相手にゴルフする、ということ

これは『中部銀次郎』氏が尊崇するアメリカ人の伝説の球聖ボビー・ジョーンズも語っている事ですが、「パー小父さん(Uncle Par)を相手にゴルフをする」というのが一つ目の考え方です。

「何を今さら当たり前の事を。。。」と、大抵のアマチュアゴルファーは感じると思いますが、それほど人口に膾炙している逸話、極意がこれです。



エヌ氏が推奨する「パー小父さんを相手にゴルフ」する方法は、ハーフ(9ホール)で幾つの「パー」を取るかを予め決めて、そのパーの数をとることに集中する事です。少しでも良いスコアでプレイするとか、スコアの「貯金」をするとか、「借金」を返すとか考えてはNGです。

「パーを幾つ取る」かが目標ですので、ボギーダブルボギー運悪くトリプルボギーを打っても気にしません。そのホールのことはスッパリ忘れて、次のホール「パー」を取ることにいつも集中します。

9ホールで幾つの「パー」を取るか目標数値を決めて、毎ホールのティーグランド「パー」を取ることを念じて集中します。後半の9ホールでは前半の9ホールのことはスッパリ忘れ後半の9ホール「パー」を幾つ取れるかに集中します。

いつも80台中盤で回りたいアマチュアゴルファーであれば、「9ホールで5つのパー」を目標にすることをお勧めします。

いつも90台前後で回りたいアマチュアゴルファーであれば、「9ホールで2つのパー」、いつも100を切りたい場合は、「9ホールで6つのボギー」を目標にするのが良いとのことです。

『中部銀次郎』氏が著作の中で言う「使命感」を持って「パー」に挑戦しましょう。

パーパットを、どの位置からパットするか、ということ

ショート(パー3)ミドル(パー4)ロング(パー5)パーオンするかボギーオンするかは別として、パーを狙っている場合はパーパットボギーを狙っている場合はボギーパットを、どの位置からパットするかというのが二つ目の考え方です。

具体的には、パーパット(場合によってはボギーパット)を、カップ真下の上りのラインで打てるように、集中します。

カップの真下であれば、近い方が良いとはいえ、少し距離が離れていてもOKです。上や斜めからの1ヤードより、真下からの5ヤードの方がパットは簡単です。

パッティングについては、エヌ氏ベルギーで出会ったパット名人から教わった「パット名人を目指す5つのコツ」を参照ください。


特別な練習をしないで、2つの考え方により4~5つ、ハンディを減らそう

練習が好き、楽しいというアマチュアゴルファーが存在することは間違いありませんが、多くのアマチュアゴルファーは、少しでも良いスコアで回りたい、競技やコンペで良い成績を収めたいと思って練習していると思います。

新しい技術を覚える事は楽しくても、練習場で習得した技術コース上で再現できなければ、「練習場シングル」で挫折してしまいがちです。本来、「楽しいゴルフライフ」が、「修行の様な苦しいゴルフライフ」になってしまっては元も子もありません。

もちろん、一つ目の考え方を実現するために「ある程度、思ったところに打てる技術」二つ目の考え方を実現するために「ある程度、思ったところに寄せる技術」を習得する必要がありますが、何をしたいのか目的が明確な練習であり、アマチュアなので「ある程度」で良いということで、余計なプレッシャーから解放されて意外と簡単にできると思います。

普段、9ホール45前後で回っているアマチュアゴルファーが、二つの考え方により42前後で回れるようになるのは比較的容易で、そうなればトータル80台前半のスコアを出すことが出来て、シングルハンディが視野に入ってきます。

球聖『中部銀次郎』氏を信じて、ハンディ「4~5」減らし、一つ上のシニアゴルフライフを目指してみましょう。

例え、不幸にして「4~5」のハンディを減らせなくても、特別な練習をしていないので損はありません。

今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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