パット名人を目指す5つのコツ 前半 シニアのゴルフライフ

ゴルフ
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「飛ばなくなったぁ」「ちょっと前までは、あそこのバンカーは楽々で超えたのになぁ」「ゴルフが面白くなくなったぁ」などなど、シニア仲間でゴルフをしていると良く聞く嘆息です。

年齢と共に飛距離は落ちていくとは言え、しっかりとしたゴルフスイングを習得していれば、年齢を重ねても嘆くほど飛距離は落ちないと聞きますが、力で飛ばす手打ちゴルフをしてきたアマチュアゴルファーの宿命として、避けては通れない関門とも言えます。

飛距離を追い求める道を行くのも面白いと思いますが、シニアゴルファーとして長くゴルフを楽しみたいなら、「飛距離は持って生まれた持ち物。年齢と共に落ちるのは当然」と割り切って、アプローチを含めたグリーン上シニアゴルフの活路を見出すのも面白いと思います。

パットは規定打数の半分(72の場合36)もあり、パットとアプローチはショットに比べて好不調の波が小さく、スコアをまとめる近道だからです。

これは、パット名人から教わったパットのコツについての話です。

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ベルギーで出会った二人のパット名人

ベルギーに駐在していた後半は、単身赴任だったことから、週末のスケジュールは「ゴルフ⇒洗濯⇒居酒屋で夕飯⇒カラオケ屋で熱唱⇒帰宅⇒就寝⇒ゴルフ⇒アイロン掛け」という繰り返しで、数年間を過ごしました。

約14万円ほどの年会費を払うと、1年間はメンバーとして無料でプレイできるPゴルフクラブには、多くの日本人が在籍していました。

その中でも、「パットが上手い!」と誰もが認めるパット名人が2人いました。

一人目は、強気のパットが身上のY氏
1パット目が外れて、数ヤードくらいオーバーしても平気で、返しのパットを強気で入れてきます。

少々のフックやスライスラインは気にせずストレートで狙い壁ドンで入れてくるのは見ていて気持ち良いのですが、憧れても真似ができないタイプでした。渋野日向子タイプです。

もう一人は、ラインの読みが上手で、何処からでもジャストタッチで入れてくるM氏

平均パット数が20台中後半という強者(アマチュアゴルファーとして考えると、凄さが分かると思いますが。。。)で、グリーン上で行われる『オリンピック』と呼ばれるゲームの支配者でした。

M氏はグリーンの芝目傾斜ホール毎に細かくメモしているのはもちろん、芝の生育に関する勉強や、集中力を高める工夫(薬の「救心」を飲む?)など、ゴルフに関して常人離れした人でした。

グリーン上の『オリンピック』
グリーンにボールが乗った状態で、カップから一番遠い人が「金」二番目に遠い人が「銀」三番目が「銅」四番目が「鉄」とし、ワンパットで入れると夫々が「金」「銀」「銅」「鉄」として、4点3点2点1点を獲得します。ワンパットで入らなければ点数は無しで、18ホールを争い、総得点で勝敗を競うゲームです。

パット名人のM氏から、パットのコツを教わる

飛距離に関して、一般論として『ドライバーの飛距離は、9番アイアンの2倍の距離』と言います。
つまり、9番アイアン115ヤードの飛距離であれば、ドライバー230ヤードの飛距離が基本で、普通のアマチュアはランも入れて230ヤード行けば、『今日イチのナイスショット』です(「そんなことはない! 自分はもっと飛ぶ」という人は、レーザー距離計ナイスショットの距離を測ると納得します)。

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M氏はシングルハンディでしたが、ショットに関しては特に目立った点は無く、どちらかと言うと自己流のスイングで、スライス気味のボールを打っていました。
M氏は自分の体力の観点から、普通のアマチュアが飛ばす距離が飛べば良しとしていた様に思います。

そんなM氏が煌めく存在として、ベルギー日本人ゴルファーのトップクラスに君臨していた理由が、『パッティング』でした。

グリーン上の『オリンピック』は、ベルギー国内の様々なゴルフ場の日本人達の中で行なわれていて、それぞれの組で勝ち負けがあり、誰かが勝つ訳ですが、その「点数は結局は、最終的には、M氏のところに全てが集まっていく」と囁かれていました。

山や谷、森や街に降った雨も、いずれはM湾に流れていく。。。』と。

当時の私はギックリ腰が持病で、年に一度は大きいのを患っていたので、飛距離に関しては諦めていましたが、『オリンピック』で点数を競う関係から、何とかパットを上手くなりたいと思って、様々な機会を捉えてM氏からパットのコツを聞いていました。

M氏から聞いた全てを理解できた訳ではないと思います(聞く側のレベルの問題があります)が、幾つかのコツについては習得し、今もグリーン上の『オリンピック』勝たせてもらっているのは、M氏のお陰と感謝しています。

コツ1 パットは距離感が大事

ロングパット、ショートパットのどちらにとっても、一番大事なのは「距離感」という事でした。

「距離感」を調整する方法は幾つかあって、人それぞれと思いますが、私が教わったのはパターを振る「スピード」で距離を測るというものです。

私自身は、パットの距離感と言うと、ボールを打つ時の強弱か、パターの振り幅で調整するものと思っていましたので、「パターのスピードで調整」すると聞いて、「目からウロコ」でした。

強弱で距離を測ると、その日の体調による違いや、緊張した場面で力が入るなど、苦い思いをしたゴルファーは多いのではないでしょうか?

パターの振り幅で距離を測るのは、強弱で測るよりは理系的(?)で、馴染める人は多いと思いますが、ロングパットの場合は中々むずかしいものがあり、これもまた、苦い経験をしたゴルファーは多いと推察します。

これに比べて、「パターのスピードで距離を調整」する方法は、練習量が少ないアマチュアゴルファーにとって大きな効用があると思います。

コツ2 傾斜の見方と距離感の調整が大事

傾斜に関して、上り下りさえ分からなくなってしまうアマチュアゴルファーは、グリーン上に大勢います。

明らかな「下り」なのに、キャディさんに「上ってるよね?」と聞いているのを耳にすると、『照れ隠し? 迷わせる為の策略か?』と思ってしまうほどです。

普段の生活では有り得ない事が、ゴルフ場のグリーンでは「錯覚」として起こるように設計されているからです。

傾斜の見方は、ボールとカップに対して、中間の距離の場所で傾斜を確認するのが簡単な方法です。つまり2等辺三角形の頂点で、ボールとカップを見れは、ボールから見てカップが上りの位置にあるのか下りの位置にあるのかが分かります。

ただし、2等辺三角形の頂点は、低い位置から見てください。逆の高い位置から見ると、「錯覚」により上りと下りが分からなくなる場合があります。

M氏によると、グリーンに上がる前に、そのグリーン上で何処が一番高いかを先に見つけておいて、グリーンに上がってからは、その位置に対して自分の立っている位置を確認して「錯覚」を防ぐのが良いとの事。

上りの場合、どれくらいの距離を多く打つか、下りの場合はどれくらいを少なく打つかについては、2等辺三角形の頂点からボールとカップを見て、高低差の距離を足したり、引いたりして調整するのが第一ステップとなります。

それに加えて、芝目(順目や逆目)や、芝の刈り高グリーンの硬さにより調整をしますが、それは第二ステップで、先ずは第一ステップが出来てからにします。

後半へ続く。。。

今回は以上です。最後まで見てくれた方、ありがとうございます。
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